「いつもの頭痛」を、諦めていませんか

頭痛は非常にありふれた症状ですが、日常生活に支障をきたすレベルの頭痛は、医療的介入によって大きく改善する可能性があります。「市販の痛み止めでなんとかしてきた」「家族もみんな頭痛持ちだから体質だと思っていた」──そうした方こそ、専門的な評価を受ける価値があります。当院の金曜神経内科外来では、頭痛の正確な分類診断と、それに応じた最適な治療を提供します。

頭痛には種類があります

一次性頭痛(脳そのものに異常がない頭痛)の中でも、治療方針は大きく分かれます。

  • 片頭痛:ズキンズキンと脈打つような中〜高度の痛み。吐き気や光・音への過敏を伴うことが多い。女性に多い。
  • 緊張型頭痛:後頭部から首にかけての締めつけるような痛み。長時間のデスクワークなどで誘発されやすい。
  • 群発頭痛:一定期間(数週間〜数か月)、毎日決まった時間に、目の奥をえぐられるような激痛が起こる。男性に多い。
一方、くも膜下出血・脳腫瘍・髄膜炎・巨細胞性動脈炎など、緊急性の高い二次性頭痛(脳に原因がある頭痛)を見逃さないことも重要です。「これまで経験したことがない頭痛」「徐々に増悪する頭痛」「発熱や意識障害を伴う頭痛」「突発的に発症する頭痛(雷鳴頭痛)」がある場合は、すぐに医療機関を受診してください

当院での診療の進め方

  1. 問診:頭痛の頻度、持続時間、誘因、月経との関連、家族歴、これまでに使った薬などを丁寧に伺います。頭痛ダイアリーをお持ちの方はぜひご持参ください。
  2. 神経学的診察:視野・眼球運動・顔面の感覚・四肢の麻痺の有無などを評価します。
  3. 画像検査:必要に応じて院内CT、または連携医療機関でのMRIを実施し、二次性頭痛の除外を行います。

当院で対応可能な治療

片頭痛の治療

  • 急性期治療:トリプタン製剤(スマトリプタン等)、ラスミジタン(レイボー®)などの処方と服用タイミングの指導
  • 予防治療(月に複数回の発作があり日常生活に支障をきたす場合)
    • CGRP関連抗体薬:エムガルティ®(ガルカネズマブ)、アジョビ®(フレマネズマブ)、アイモビーグ®(エレヌマブ)の導入と効果判定
    • 従来型の予防薬(ロメリジン、プロプラノロール、バルプロ酸、アミトリプチリン等)の調整
    • 経口CGRP受容体拮抗薬(ナルティーク®(リメゲバンド))

緊張型頭痛・薬物乱用頭痛

  • 鎮痛薬の使い方の見直し(薬物乱用頭痛に注意)
  • 姿勢・生活習慣の改善指導
  • 必要に応じた予防内服

群発頭痛

  • 発作時の酸素吸入療法・ステロイド療法など
  • 予防薬(ベラパミル等)の調整
  • 専門施設との連携

受診のご案内

頭痛でお困りの方は、毎週金曜日の神経内科外来へ。予約は不要です。これまで使用してきた薬、受けた検査の結果(MRIの画像CDなど)があればぜひご持参ください。

TEL:089-964-7787(代表)
〒791-0211 愛媛県東温市志津川89-3/駐車場10台完備