ダパグリフロジン(フォシーガ)を
使うときの注意
水分・糖質制限・感染に気をつける
水分をこまめにとる
糖と一緒に水分も尿に出るため、尿の回数や量が増えることがあります。体の水分が減ることがあるので、こまめに水分をとってください。添付文書では、高齢の方、腎臓の働きが弱い方、利尿薬を飲んでいる方は、脱水や、脳梗塞を含む血栓症などに特に注意するよう書かれています。
極端な糖質制限は避ける
この薬では、血糖が高くなくても、体の中にケトン体が増えるケトアシドーシスが起きることがあります。添付文書では、過度な糖質制限、食事が十分にとれないとき、感染症、脱水のときに起きやすいとされています。
次の症状があるときは、すぐに医療機関を受診してください。吐き気・嘔吐、食欲がない、腹痛、のどがひどく渇く、強いだるさ、息苦しさ、意識がぼんやりする。
尿路や性器の感染に気をつける
尿に糖が出るため、尿路や性器の感染が起きることがあります。添付文書には、腎盂腎炎や、外陰部・会陰部の重い感染(フルニエ壊疽)、敗血症に至ることがあると書かれています。排尿のときの痛み、尿の回数が急に増えた、熱がある、陰部のかゆみ・痛み・はれがあるときは、早めに受診してください。
体調をくずしたとき
熱がある、下痢や嘔吐がある、食事がとれないといった日は、脱水やケトアシドーシスが起きやすくなります。飲み続けてよいかを当院にご相談ください。
ほかの糖尿病の薬と一緒に使う方へ
インスリンなどほかの糖尿病の薬と一緒に使うと、低血糖が起きることがあります。冷や汗、手のふるえ、強い空腹感が出たら、すぐに糖分をとってください。
ダパグリフロジンの国内での承認は2型糖尿病などの治療であり、肥満の治療を目的とした使用は適応外使用(自由診療)です。
Q. 糖質制限ダイエットと一緒にしてもよいですか?
A. 添付文書では、過度な糖質制限はケトアシドーシスを起こしやすい状態とされています。極端な制限は避け、食事の内容は診察でご相談ください。
Q. トイレが近くなりました。
A. 尿に糖と水分が出るため、尿の回数が増えることがあります。水分はこまめにとってください。排尿のときに痛む、熱があるときはご連絡ください。
フォシーガについて[医療広告ガイドライン]
未承認医薬品等(適応外使用)
フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内では承認されていません。2型糖尿病以外の治療目的に使用する場合は、適応外使用となります。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
国内承認医薬品等の有無
フォシーガと同成分(ダパグリフロジン)で肥満症の承認を得ている医薬品は国内には存在しません。
諸外国における安全性等に係る情報
諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
主な副作用・禁忌
報告されている副作用:性器感染(腟カンジダ症等)・尿路感染(膀胱炎等)・体液量減少(脱水)・便秘・口渇・頻尿・尿量増加・陰部のかゆみ。
ケトアシドーシスが起こることがあります。血糖値が著しく高くない場合でも起こりえます。吐き気・嘔吐・腹痛・強い口渇・異常な倦怠感があれば受診してください。
低血糖は、インスリンやスルホニル尿素薬など他の糖尿病薬と併用したときに起こりやすくなります。
禁忌:本剤の成分に対する過敏症、重症ケトーシス・糖尿病性昏睡または前昏睡、重症感染症・手術前後・重篤な外傷。妊娠中または妊娠している可能性のある方は使用できません。
これらがすべてではありません。詳細はPMDA の添付文書検索をご確認ください。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
出典:ダパグリフロジン錠 添付文書(2026年10月改訂、PMDA 医療用医薬品情報)。
受診をご検討の方へ
池川内科・神経内科(愛媛県東温市)では、自由診療の肥満症治療をオンライン診療で全国に対応しています。飲んでいる薬や持病も、診察で確認します。