GLP-1治療中に
下痢や嘔吐が続くとき
脱水と腎臓を守るために
マンジャロやウゴービでは、始めた頃や増量した後に、下痢や吐き気が出ることがあります。添付文書には、下痢や嘔吐から脱水になり、急性腎障害に至るおそれがあると書かれています。腎臓を守るために、知っておいていただきたいことをまとめます。
水分のとり方
- 一度にたくさんではなく、少しずつこまめに飲みます。
- 下痢や嘔吐があるときは、水だけでなく塩分も失われます。経口補水液などで、水分と塩分をいっしょに補ってください。
- 食事がとれないときも、水分はとるようにしてください。
受診してほしいとき
- 水分を口にしても吐いてしまい、ほとんど飲めない
- 尿の量がはっきり減っている、半日以上出ていない
- 立ちくらみやふらつきが強い、ぼんやりする
夜間や休日にこれらがあるときは、近くの救急外来を受診してください。点滴が必要になることがあります。受診の際は、使っている薬の名前をお伝えください。
次の注射をどうするか
下痢や嘔吐が続いているときは、自己判断で次の注射を打たずに、当院にご連絡ください。症状が落ち着くまで見送る、量を一段階戻す、増量を待つ、といった調整をします。
腎臓の病気がある方、利尿薬を飲んでいる方へ
腎臓の働きが弱いと言われている方や、利尿薬などの血圧の薬を飲んでいる方は、脱水の影響が出やすくなります。治療を始める前にお知らせください。
Q. スポーツドリンクでもよいですか?
A. 水分がとれないよりはよいですが、下痢や嘔吐が続くときは、塩分の多い経口補水液のほうが向いています。糖分のとりすぎにも気をつけてください。
Q. 下痢止めを使ってもよいですか?
A. 発熱や血の混じった便があるときは、下痢止めで症状を抑えないほうがよいことがあります。使う前にご相談ください。
出典:マンジャロ皮下注アテオス 添付文書(2026年9月改訂)、ウゴービ皮下注 添付文書(PMDA 医療用医薬品情報)。
当院で治療中の方へ
気になる症状があるときは、公式LINE・お電話(080-7433-8296)・メールでご相談ください。夜間や休日に強い症状があるときは、近くの救急外来を受診してください。