レベチラセタムを
飲んでいる方へ
眠気と運転・急にやめない理由・気分の変化
飲み方の基本
成人では、1日1000mgを1日2回に分けて飲むのが通常の量です。症状に応じて1日3000mgまでの範囲で調整し、増やすときは2週間以上の間隔をあけて少しずつ増やします。量は医師が決めますので、処方されたとおりに飲んでください。
錠剤は包装のシートから取り出して飲んでください。シートごと飲み込むと、食道を傷つけるおそれがあります。
眠気と自動車の運転
眠気や、注意力・集中力が落ちることがあります。添付文書では、眠気などがあらわれた場合には、自動車の運転など危険を伴う機械の操作をしないよう指導することとされています。運転してよいかどうかは医師が慎重に判断しますので、運転をされる方は診察のときにお伝えください。
このほか、めまいや頭痛も、比較的よくみられる副作用として記載されています。
自己判断で急にやめない
飲む量を急に減らしたり、急にやめたりすると、発作が悪化したり、発作が止まらない状態(てんかん重積状態)になったりすることがあります。やめる場合も、少なくとも2週間以上かけて少しずつ減らすことが添付文書に書かれています。調子が良いときも、自己判断で中止しないでください。
気分や行動の変化に気づいたら
いらいらしやすい、落ち着かない、興奮する、攻撃的になるといった精神的な症状があらわれ、自殺を図ることにつながる場合もあると添付文書に書かれています。ご本人やご家族がこうした変化に気づいたときは、早めに主治医にご連絡ください。
すぐに連絡してほしい症状
- 発熱とともに、皮膚の赤み、水ぶくれ、目の充血、口内炎、のどの痛みが出た(重い皮膚の副作用のおそれ)。
- 発疹と発熱に続いて、リンパ節の腫れなどが出てきた(薬剤性過敏症症候群のおそれ)。
- 激しい腹痛、発熱、吐き気、嘔吐がある(膵炎のおそれ)。
- 筋肉の痛みや、力が入らない感じがある(横紋筋融解症のおそれ)。
どれもまれな副作用ですが、気づいたときはすぐに医師にご連絡ください。薬を続けるかどうかは医師が判断します。
腎臓の働きと薬の量
レベチラセタムは、腎臓の働きに応じて量や飲む間隔を調節します。高齢の方は腎臓の働きが落ちていることが多いため、慎重に量を決めます。血液透析を受けている方は、透析の後に追加で飲むことがあります。
妊娠・授乳について
妊娠中は、血液中の薬の濃度が下がることがあると報告されています。妊娠を考えている方、妊娠が分かった方は、自己判断で中止せずに主治医にご相談ください。授乳については、治療の利点と母乳で育てる利点の両方を考えて、続けるかどうかを相談します。
お薬をやめたり、量や飲む時間を変えたりするときは、自己判断ではなく、処方を受けている医師や薬剤師にご相談ください。
Q. 車の運転はできますか?
A. 眠気や注意力の低下が出ることがあるため、運転してよいかどうかは医師が判断します。眠気などがあるときは運転しないでください。運転の予定がある方は、診察のときにお伝えください。
Q. 発作がしばらく起きていないので、やめてもよいですか?
A. 急にやめると発作が悪化することがあります。やめるかどうかと減らし方は、医師と相談して決めます。やめる場合も、少なくとも2週間以上かけて少しずつ減らします。
出典:イーケプラ錠 添付文書(2026年3月改訂、PMDA 医療用医薬品情報)。
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池川内科・神経内科(愛媛県東温市)では、一般内科・脳神経内科・リハビリテーション科を併設しています。毎週木曜・金曜は脳神経内科専門の担当医による外来を行っています。