TEL 089-964-7787 / 診療時間:午前 9:00–12:30 / 午後 14:00–18:00(木曜午後・土曜午後・日祝 休診)

カテゴリー:自費診療 | 公開:2026-10-20 | 監修:池川 眞之

リベルサスと
ほかの薬の飲み合わせ

30分あける理由と併用の注意

リベルサスは、毎日決まった飲み方を守る必要がある飲み薬です。ほかに飲んでいる薬がある方に向けて、飲む時間のあけ方と、併用に注意が必要な薬を、添付文書の記載にもとづいてまとめました。

飲んでから30分は、ほかの飲み薬も避けます

リベルサスは、1日のうちの最初の食事や飲み物の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともに1錠飲む薬です。添付文書では、飲むときと飲んだ後少なくとも30分は、飲食と他の薬の口からの摂取を避けることとされています。これは、薬の吸収が胃の中の内容物によって下がるためです。

そのため、毎朝飲んでいるほかの薬がある方は、リベルサスを飲んで30分たってから飲むことになります。ほかの薬を飲む時間や順番は、自己判断で変えず、医師や薬剤師にご相談ください。

リベルサスの国内での承認は2型糖尿病の治療であり、肥満の治療を目的とした使用は適応外使用(自由診療)です。

甲状腺の薬(レボチロキシン)を飲んでいる方

添付文書の併用注意に、レボチロキシン製剤が挙げられています。レボチロキシンを単回で併用したところ、チロキシンの総曝露量が33%増えたという報告があり、併用するときは甲状腺の検査値を確認することが検討されます。レボチロキシンを飲んでいる方は、リベルサスを使う前に必ずお伝えください。

糖尿病の薬を飲んでいる方は低血糖に注意します

次の糖尿病の薬と併用すると、血糖を下げる作用が強まることがあります。

  • ビグアナイド系薬剤(メトホルミンなど)
  • スルホニルウレア剤
  • 速効型インスリン分泌促進剤
  • α-グルコシダーゼ阻害剤
  • チアゾリジン系薬剤
  • DPP-4阻害剤
  • SGLT2阻害剤
  • インスリン製剤

特に、インスリン製剤やスルホニルウレア剤と併用すると、低血糖の危険が増えるおそれがあり、必要に応じてこれらの薬を減らすことが検討されます。低血糖では、脱力感、強い空腹感、冷や汗、顔色が悪くなる、動悸、手の震え、頭痛、めまい、吐き気、見え方の異常などが出ることがあります。症状が出たときは、糖質を含む食品をとってください。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤を飲んでいる方は、ブドウ糖を使うことになっています。

ほかのセマグルチド製剤とは一緒に使いません

リベルサスはセマグルチドを含むため、ウゴービなどほかのセマグルチド製剤と併用しないこととされています。また、DPP-4阻害剤とリベルサスはどちらも同じ受容体を介して血糖を下げる作用があり、併用したときの臨床試験の成績はなく、有効性と安全性は確認されていません。

飲み忘れたとき、ほかに飲んでいる薬があるとき

市販薬やサプリメントを含め、飲んでいるものがある方は、診察のときに全部お伝えください。飲み忘れた日は飲まずに、翌日に飲みます。2錠をまとめて飲まないでください。

お薬をやめたり、量や飲む時間を変えたりするときは、自己判断ではなく、処方を受けている医師や薬剤師にご相談ください。

Q. リベルサスを飲んですぐ、ほかの薬を飲んでもよいですか?
A. 添付文書では、飲んだ後少なくとも30分は、飲食と他の薬の口からの摂取を避けることとされています。ほかの薬の飲む時間は、医師や薬剤師にご相談ください。

Q. 糖尿病の薬と一緒に使うと、何に気をつけますか?
A. 血糖を下げる作用が強まり、低血糖が起こることがあります。特にインスリン製剤やスルホニルウレア剤と併用するときは、低血糖の危険が増えるおそれがあり、これらの薬を減らすことが検討されます。

リベルサス錠について[医療広告ガイドライン]

未承認医薬品等(適応外使用)
リベルサス(一般名:セマグルチド)は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内では承認されていません。2型糖尿病以外の治療目的に使用する場合は、適応外使用となります。

入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。

国内承認医薬品等の有無
リベルサス錠と同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。(最適使用推進ガイドラインの施設基準を満たしていないため、当院では保険診療としての処方および紹介はできません。自費診療としての処方は行っています)

諸外国における安全性等に係る情報
同一成分の注射製剤がアメリカ食品医薬品局(FDA)ならびに本邦で肥満症治療薬として承認されていますが、諸外国でも本剤の美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。

主な副作用・禁忌
吐き気・腹痛・便秘・下痢などの消化器症状が起こることがあり、胃腸に負担がかかる場合があります。体が薬に慣れるまで症状が出ることがあるため、用量は少しずつ増やします。
禁忌(セマグルチド):本剤の成分に対する過敏症の既往歴、糖尿病性ケトアシドーシス・糖尿病性昏睡または前昏睡・1型糖尿病、重症感染症・手術等の緊急の場合。
これらがすべてではありません。詳細はPMDA の添付文書検索をご確認ください。

医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

出典:リベルサス錠 添付文書(2026年5月改訂 第6版、PMDA 医療用医薬品情報)。

受診をご検討の方へ

池川内科・神経内科(愛媛県東温市)では、自由診療の肥満症治療をオンライン診療で全国に対応しています。飲んでいる薬や持病も、診察で確認します。

オンライン診療のご案内 | オンラインで予約する

📱 オンライン予約はこちら 24時間受付/全国対応